今なら仕組みに看板をつけてこのお値段!
前回のイベントは、いつもと違って僕が司会をやらせてもらったため、実はイベント全体を客観的に見ることができていないのだが、その分、自分の声で今回の企画の中身をお伝えすることができた。
(サービスのクオリティをきちんとモニターすべし、という課題は置いておくとして、)
そもそも経営者として、どこまで自分が前に出るのか。
経営学を噛じった身としては、できるだけ経営全体を仕組み化したい、属人化したくない、と考えてしまうのだが、最初期のベンチャーとしては”安価な”看板が必要で、それはヒトであり経営者であることが効果的な場合も多いと最近は実感している。
きちんとしたビジネスモデルがあるのはもちろんだが、ただそれを回し始める材料として何らかの引力が必要だ。僕がその役目になれるかは常に自分自身で疑ってはいるのだが、努力しようと決意はした。
幸い、インタビューのお話をいただくことも最近は増えている。うまく、会社のため、ブランドのために情報発信する術を身につけいていきたい。
それは、看板という表面的な役割を超えて、その商品を誰が責任をもって選び、売っているのか、という顔を見せる、ということでもある。
例えば誰がモデルになるだろう、と考えていたら、ジャパネットたかたの高田さんが思い浮かんだ。とても好きな経営者の一人で、一般的に思われているようなただの目立ちたがり屋の声の高いおじさん、では全くないことが、彼の著書を読んでもわかる。
彼がそうだったように、自分が信じた価値を、純粋にできるだけ多くの人に届けたい、という思いが自然と看板やビジネスモデルを作り上げたのだとすれば、それはとても強固なものになるんだろうと思う。
自分に嘘もつかず、ビジネスとしても成立する。それは、経営者として一番幸せなことなのかもしれない。
そう考えると、そこはぜひ目指したい着地点だ。
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