溶ける、風が吹く。
それまで続いた天気の通り、日曜日の午後も暑くなった。
8月のいちばん暑い時期にコンサートをやると決めた時に、オーボエとギターがいいんじゃないかと想像して、今回の企画が生まれた。
暑い時に意識も溶けそうになって、いろんな境界がなくなっていくような感覚。そんなところに吹くささやかな風の涼やかさ。
オーボエもギターも素朴なところがあって、人間味がある。そんな音色がこの季節にぴったりなんじゃないかと考えていた。
これで冷夏で大雨だったらどうしようかと思ったが、そんなことはなく、気持ちと音楽が素敵に溶けあうコンサートになったと思う。若木さんと古川さんの人柄が滲む、豊かな時間をお届けすることができた。
ちなみに、kanadeaのコンサートはほぼすべて晴れていて、これまでお天気に恵まれている。
次は、10月のコンサート。11月は、3つほど。また晴れると嬉しい。
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