トレロ!サンライズ!

どうやって離れた場所にいるメンバーのタスクやスケジュールを管理するか。
これは僕らにとって小さくて大きな問題である。
普段、僕を含めたメンバーは様々な仕事を手がけており、リアルな時間と場所を合わせて集まることはなかなか自由にはいかない。
理想は、オフィスに四六時中居て、常に意思疎通できるのがベストだが、そうでない以上、なんとかそれに変わる状態をバーチャルに作り出す必要がある。
当然、何らかのツールに頼ろうとしてきた。
まずは、シンプルにExcelを使って、1週間毎に各人のタスクを周知するやりかた。
これだと、常に変化していくタスクごとのステイタス(終わった、間に合ってない、など)や新しいタスクを臨機応変に追加/削除することができない。
そこで、最近Trelloというタスク管理ツールを知ったので少しご紹介。
https://trello.com/
ツール自体はさほど新しいものではなく、使い方をまとめた記事も多数あるので詳しい説明はそちらにお任せ。
「Trello 使い方」で検索するとたくさんTipsが出てくる。
このツールの使い方をざっくりとまとめると、
・組織ごとにグループをつくり、
・グループの中でプロジェクトごとに「ボート」をつくり、
・ボードのなかで個別の「カード」(タスク)を付箋を張り替えるようにしてタスクのステイタスを管理していく
というもの。
すべてのカードは個別に割り当てるメンバーを変えることができて、たとえば、この仕事はAさんにやってもらいたいな、というときは、自分でカードをつくってそこにAさんを僕が(勝手に)割り当てることができる。
割り当てられたら、もちろんAさんには通知がいく。
それから、期限もカードごとに設定ができ、アラートがるので、どのタスクが滞っているかも、一目瞭然だ。
また、タスクごとにこういう写真を使ってもらいたい、こういうファイルをメンバーにシェアしておきたい、という場合も、ファイルをそのカードにアップしておけるので、タスクと紐付けた状態でファイルをシェアできる。
そして、何より主要機能を使うだけなら無料!スタートアップのベンチャーだけに限らず、何よりも嬉しいポイントだろう。
唯一難点なのは、公式には日本語化されていないこと。
ただし、(おそらく)有志による日本語化のプラグインがあるので、ブラウザがChromeのひとはこれである程度使いやすくなるはず。
(https://chrome.google.com/webstore/category/apps で「Trello 日本語化」で検索するとでてきます。)
僕はChromeとAndroidアプリで使わせてもらってる。
それから、Trelloと相性抜群なスケジュール管理ツールが、Sunriseというツール。
https://calendar.sunrise.am/
これも、ChromeアプリやiPhone、Androidアプリで使えるものだが、
Googleカレンダー、Facebook、その他たくさんのサービスのスケジュールを一括表示できるのでとても便利。Trelloのタスクも表示できるので、助かっている。
地味に役に立っているのがFacebookとの連携で、もともと使いづらいイベントの管理や友達の誕生日も綺麗に表示されるので忘れなくて済んでいる。
一括表示できるから便利、というだけでなく、スケジュールの入力や閲覧もとても気持ちよく出来て、痒いところに手が届くツールで、個人的に「常にカイゼンしてます」って会社やサービスは経営姿勢として好みなので印象が良い。
関心したのが、例えば予定に「**さんライブ」と入れておくと、アイコンが勝手に♪になること。
「ライブ」や「食事」というワードに自動的に反応しているみたいだ。「検査 ご飯抜きで」という予定にご飯マークがついているのはご愛嬌。
つくづく、テクノロジーに感謝。
スタートアップは、少し先をいくスタートアップに助けられることが多いと常々感じる。
僕らも、先に進んで世界を変えなければ。
Trelloはこんな感じにホワイトボードに付箋を貼る感覚でタスクを管理する。
 

t*note|米村智裕のブログ

芸術・文化の創造と流通に革新を起こすべく、 株式会社クロスアートの経営に取り組む、米村智裕のブログです。

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